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2-4. 給与所得の記入方法

源泉徴収表を見れば、給与所得がわかる

給与所得とは、勤務先から受ける給料や賞与を含めた、一般に給与といわれているものです。
給与のある人は会社から下の図のような「源泉徴収票」が渡されますので、それを見て申告書に記入します。

給与所得の金額は、下の式で計算した額です。

 

○給与所得の計算式

給与所得=収入金額(年収)-給与所得

 

給料の金額がそのまま給与所得の金額になるわけではありません。
たとえば、年収600万円の糸河さんの場合、下のような源泉徴収票が会社から渡されます。

糸河さんの給与所得は「給与所得控除後の金額」の4,260,000円。「支払金額」の6,000,000円ではありません。
給与所得の金額がわかったら確定申告書を記入します。

 

A様式第一表、第二表
 

なお、給与所得の項目にある「区分」は、特定支出控除を受ける場合にのみ、定められた区分番号を入力する必要があります。

※特定支出控除:給与所得者に対して認められた、経費についての控除の特例。通勤費、転居費、研修費、資格取得費、帰宅旅費、勤務必要経費の6種類ある。特定支出控除して認められるためにはそれぞれ要件があるとともに、原則としてそれらを証明する書類が必要となる。詳細は、以下の国税庁の説明ページ参照。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1415.htm

 

給料を2カ所以上からもらっている場合

給料を2ヶ所以上からもらっている場合は源泉徴収票の「支払い金額」を合計した金額が年収となるので、給与所得控除額を自分で計算しなければなりません。

たとえば、定年退職して再就職した山田さんの場合であれば、下のような源泉徴収票が会社から渡されます。

 

源泉徴収票2枚
 

まず、松島電機からの支払金額が5,300,000円、山下工作所からの支払額が1,200,000円なので合計した6,500,000円が給与収入になります。

給与収入6,500,000円の給与所得がいくらになるかは簡易給与所得表で確認できます。

6,500,000円は6,500,000以上〜6,504,000円未満なので、控除額は1,840,000円になります。

したがって、給与所得の金額は、収入金額の合計6,500,000円から控除額1,840,000円を引いた額4,660,000円になります。

 

第二表