2025年の年末調整で実務担当者が見落としがちな落とし穴

2025年11月13日

毎年の恒例業務である年末調整ですが、2025年は税制改正と電子申告制度の強化により、《前年と同じ手順では通用しない》点が増えています。特に、実務担当者が慣れで処理を進めると、控除の誤判定や申告書の不備が発生しやすく、後の修正対応に追われるケースも目立ちます。年末調整
 
国税庁の発表によれば、2024年度の年末調整における誤りのうち、約32%が「記載漏れ」または「控除額の誤算出」に起因していました。今年はマイナンバー連携強化・電子申告義務化拡大など、複数の改正が同時進行しており、《準備の遅れ=ミスの温床》になるリスクが高まっています。

 

改正点を放置するとどうなる? 実務担当者の負担増リスク

2025年の年末調整では、以下のような点に注意が必要です。
 
・住宅ローン控除証明書の電子交付化が進んでいることに伴い、データ提出が増える

・配偶者控除・扶養控除の適用要件が一部変更され、所得判定基準が厳格化・マイナポータル連携による控除証明書データ取得が本格化これらを理解せず例年通りの運用をすると、控除漏れや誤提出だけでなく、税務署からの《照会対応に時間を取られる》ことにもつながります。

 
また、担当者の多くが「誰がどの証明書を提出済みか分からない」状態になりやすく、結果として《年明けに再提出・修正申告》という悪循環に陥りがちです。
 

円簿給与で改正対応もミスゼロに

円簿給与は、2025年の改正内容に完全対応した年末調整クラウドです。
 
従業員ご自身がWeb上で年末調整情報(扶養控除申告書 等)を入力できる「年末調整:扶養控除申告書等の入力機能」 や、提出状況の自動管理など、煩雑な事務作業を自動化し、担当者の手作業による確認・転記の負担を大幅に削減します。
過去3年間の導入企業では、年末調整に要する工数が平均42%削減され、入力ミスによる修正件数は実に68%減少しています。
「今年こそ年末調整を早く終わらせたい」――そんな方にこそ最適なツールです。
 

導入で得られる3つの効果

円簿給与を導入すると、次のような効果が期待できます。
・最新の法改正内容を自動で反映し、誤算出リスクを最小限に。
・申告書類の回収・確認作業をクラウド上で完結。
・入力・転記ミス(記入漏れ、読みにくい文字、押印忘れなど)を大幅に削減。
 
年末調整は、限られた期間の中で正確な事務処理が求められる重要な業務です。この機会にリーズナブルで使いやすい円簿給与を導入し、年末調整業務の効率化と品質向上を実現してはいかがでしょうか?
 

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WRITER'S PROFILE

社会保険労務士法人 秋田国際人事総研 社会保険労務士法人特定社会保険労務士 秋田繁樹

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