はじめての飲食店向け:特定技能外国人の採用と給与計算のポイント

2026年04月16日

こんにちは!社会保険労務士です。 人手不足が深刻な外食業界において、「特定技能」での外国人採用を検討されるオーナー様が急増しています。しかし、「手続きが難しそう」「給与計算で気をつけることは?」といった不安の声もよく耳にします。
はじめての飲食店向け:特定技能外国人の採用と給与計算のポイント

今回は、はじめて特定技能外国人を雇用する飲食店が、クラウド給与ソフト「円簿給与」*を活用してスムーズに管理を始めるためのステップを解説します。
 

1.特定技能「外食業」で雇用する前のチェックリスト

まずは、自社が受け入れ条件を満たしているか確認しましょう。

•協議会への加入: 採用後4ヶ月以内に「食品産業特定技能協議会」への加入が必須です。

•日本人と同等以上の報酬: 同じ業務を行う日本人スタッフと同額、またはそれ以上の給与を設定する必要があります。

•支援計画の実施: 登録支援機関へ委託するか、自社で生活支援を行う必要があります。

 

2.給与設計で失敗しないための「3つのルール」

特定技能外国人の給与計算は、入管(出入国在留管理庁)への報告義務があるため、日本人以上に正確さが求められます。
① 基本給の根拠を明確に
「外国人だから一律○万円」はNGです。社内の賃金規定に基づき、経験やスキルをどう評価したかを説明できるようにしましょう。
② 控除項目の透明性
社宅(寮)を提供する場合、家賃の控除額は「実費(またはそれ以下)」でなければなりません。利益を上乗せして控除することは認められませんので、賃貸借契約書や領収書を保管しておきましょう。
③ 残業代の適正な支払い
特定技能外国人は労働基準法が厳格に適用されます。1分単位での打刻管理と、法定通りの割増賃金計算が不可欠です。
 

3.「円簿給与」が特定技能の管理に向いている理由

無料で使えるクラウドソフト「円簿給与」は、コストを抑えたい飲食店にとって強力な味方です。

•法令改正への自動対応: 社会保険料率や所得税の改正に自動で対応するため、計算ミスを防げます。

•外国人特有の控除設定: 寮費や光熱費など、独自の控除項目を簡単に追加・設定できます。

•データの保存と出力: 入管への定期報告では、賃金台帳の提出が求められます。円簿給与なら、いつでも正確な台帳をPDF出力できるため、監査や報告の際も慌てずに済みます。

 

4.採用から就労開始までの流れ(5ステップ)

1.募集・面接: 技能試験と日本語試験(N4以上)の合格を確認します。

2.雇用契約の締結: 労働条件通知書は、本人が理解できる言語(翻訳)も添えるのが親切です。

3.事前ガイダンス: 就労条件や生活ルールを説明します。

4.在留資格の申請: 管轄の入管へ申請を行います。

5.就労開始・円簿給与への登録: 住民票を確認し、社会保険の手続きと並行してシステムに登録します。

 
まとめ:正確な給与管理が「定着」の鍵
特定技能外国人は、日本人と同じ大切な戦力です。給与の未払いや不透明な控除があると、トラブルだけでなく、最悪の場合は受け入れ停止の処分を受けるリスクもあります。
「円簿給与」のようなクラウドツールを活用し、最初から**「正しく、透明性の高い」**給与管理体制を作ることが、長期雇用と店舗の成長につながります。
 
社労士からのアドバイス
初めての雇用で「この給与設定で入管に通るかな?」と不安な場合は、契約前に一度専門家へ相談することをお勧めします。
 
↓↓特定技能での雇用をお考えの際は、お気軽にご相談ください。↓↓
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WRITER'S PROFILE

社会保険労務士法人 秋田国際人事総研 社会保険労務士法人特定社会保険労務士 秋田繁樹

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