残業代計算ミスを防げる?「安心×効率」な10のセルフチェック
2026年01月22日
「本当に残業代を正しく払えているのか」――そんな不安を抱えていませんか。
この記事では、残業代の計算ミスを防ぐための「セルフチェック項目」を10個紹介します。
従業員数50人以下の企業経営者・担当者の方に特に役立つ内容です。
1.残業代計算のミスは致命的
残業代の計算ミスは、あとでまとめて精算する際に大きなトラブルとなります。
未払い残業代の追徴額が数十万円に膨らむケースも少なくありません。
このチェックリストを使えば、普段の月次処理で「漏れ」「誤計算」「支払い遅れ」を防げます。
手軽に実践でき、経営リスクと従業員の不満を同時に減らせるため、読む価値があります。
2.残業代計算を行う際によくある3つの悩み
(1) 出勤時間・退勤時間の記録漏れ
タイムカードや打刻忘れで、正しい労働時間が記録されていないことがあります。
打刻忘れがあっても「その日は残業なし」で処理され見落とされがちです。
(2) 休憩や深夜・休日の割増計算の誤り
休憩時間をきちんと差し引かなかったり、深夜/休日割増を見落としたりするミスがあります。
特に終業が深夜にまたがる日や休日出勤がある月は計算が複雑です。
(3) 月をまたぐ残業や未確定分の取り扱い漏れ
月末締め・翌月支払いの制度で、残業分が翌月にズレ込むと管理が甘くなりがちです。
「計算したつもり」で支払い漏れが起きることがあります。
3.10のセルフチェック
以下が、計算ミスを防ぐためのチェック項目です。
1. 毎日の打刻データを月末に未記録がないか確認
打刻漏れや二重打刻がないかチェックする。
2. 休憩時間の控除が抜けていないか確認
例えば、8時間勤務なら休憩60分を忘れずに引く。
3. 深夜労働(22時以降)や休日労働の割増率を適用
通常賃金の25%など、割増率の適用漏れに注意。
4. 割増賃金の計算式が正しいか再確認
時間×基本時給×割増率の式で再チェック。
5. 残業上限(例45時間/月)を超えていないか確認
時間外労働の上限を超過していないか、月ごとに集計。
6. 月またぎ残業の支払いの有無を確認
31日に残業 → 翌月支払い分も計算対象にする。
7. 深夜・休日割増分の別途支払い漏れがないか確認
通常賃金分と割増分の両方が支払われているかチェック。
8. 有給休暇と実労働時間の混同を避ける
有給日は労働時間ではないため、残業扱いとしない。
9. 時間外手当を一括で払う場合、対象者を漏らさない
パートやアルバイトも含め、対象者全員が支払い対象か確認。
10. 月次の総額支給と時間数の整合性チェック
「総支給 ÷ 時給 ≒ 労働時間数」で、明らかなズレがないか確認。
4.FAQ:よくある質問
Q1 打刻忘れがあった場合どうすれば良いですか?
→ 従業員へ確認し、手書き勤怠表などで補って記録を整備してください。
Q2 割増率が異なる時間帯がある場合は?
→ 深夜(22時以降)、休日、深夜休日など、それぞれ別割増計算を行ってください。
Q3 タイムカードが紙で管理されている場合の漏れ防止は?
→ 月末に全員分を必ず目視確認し、抜け・重複がないかチェックしてください。
Q4 パートやアルバイトも対象ですか?
→ はい。労働時間に応じた残業代支払い義務があります。対象者の漏れに注意。
Q5 このチェック表はどこに保存すれば良い?
→ 社内共有フォルダや勤怠管理システム上にテンプレートとして保存し、毎月利用を習慣化してください。
5.まとめ
残業代計算ミスは、小さなズレが積み重なり大きな問題へと発展します。
今回ご紹介した「10のセルフチェック」を月次ルーチンに組み込むことで、誤りを防ぎ、従業員の信頼も守れます。
「正しい労務管理」は、会社の信頼と健全な経営の土台です。
もし勤務時間管理や計算処理に時間や手間がかかっているなら、ぜひ当社の料金プラン資料をご覧ください。簡単に導入でき、工数とミスを同時に減らせる仕組みをご案内しています。