初めての外国人雇用は不安?ミスを防いで信頼を築くための全知識
2026年05月14日
「人手が足りないから、外国の方を雇いたいけれど、なにから始めればいいの?」
そんななやみを抱える経営者の方は、いま、とても増えています。
正しい手順を知れば、実はこわいことはなにもありません。
この記事を読めば、外国人雇用の基本と、失敗しない給与計算のコツがわかります。

1.まずは正しい知識で安心を手に入れる
外国人スタッフを雇うことは、会社にとって新しい風を吹かせる大きなチャンスです。
しかし、法律を守らなければ、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
まずは、日本のルールと外国人ならではのルールの違いを、しっかり理解しましょう。
特に、100人未満の中小企業では、担当者おひとりで全てをこなすことも多いはずです。
「知らなかった」では済まされないのが、国の決めた雇用や税金のルールです。
この記事では、難しい言葉をなるべく使わずに、大切なポイントを整理してお伝えします。
最後まで読んでいただければ、初めての外国人雇用に対する不安が、期待に変わるはずです。
スタッフが安心して働ける環境を作ることは、会社の成長に真っすぐつながります。
それでは、具体的にどのような悩みが多いのか、具体例を見ていきましょう。
2.知っておきたい3つの大きな落とし穴
初めての雇用で、多くの経営者や担当者がぶつかる壁は、大きく分けて3つあります。
これらは、日本人を雇うときにはあまり意識しない、外国人特有のポイントです。
事前に知っておくだけで、あとから慌てる必要がなくなります。
1つ目は、もっとも大切な「在留資格」の確認についてです。
これは、その人が日本にいて、どんな仕事をしていいかを証明する大切なカードです。
もし、認められていない仕事をさせてしまうと、会社側も罰せられてしまうのです。
「不法就労助長罪」という、重い罰則があるため注意が必要です。
2つ目は、お給料から引く「所得税」の計算ルールが違う点です。
日本に来てから1年未満の人は「非居住者(ひきょじゅうしゃ)」として扱われます。
この場合、一律で20.42パーセントの税率がかかることを、知らない方が多いです。
いつもの計算と同じ感覚で処理をすると、あとで不足分を徴収する大変な手間が発生します。
3つ目は、社会保険への加入と、母国への送金に関する手続きの煩雑さです。
「外国人は日本の年金に入らなくていい」という思い込みは、大きな間違いです。
日本人と同じ条件で働くなら、健康保険や厚生年金への加入は、法律で決まっています。
また、家族にお金を送っている場合の「扶養控除」の手続きも複雑です。
3.ミスをゼロにするための賢い解決策
こうした難しい課題を、手作業や古いソフトで解決しようとするのは限界があります。
特に100人未満の企業では、効率よく、正確に事務作業を進めることが重要です。
そこで、最新の「給与計算クラウド」を活用することが、もっとも賢い解決策となります。
クラウドサービスを使えば、在留期間の期限が近づいたときに、自動で通知を受け取れます。
これで「うっかり期限が過ぎていた」という、最悪の事態を確実に防ぐことが可能です。
また、非居住者の税率計算も、設定を一つ変えるだけで、自動で行ってくれます。
法改正にも自動で対応するため、担当者がわざわざ法律を調べ直す必要はありません。
さらに、外国人スタッフ向けに、わかりやすい給与明細を出すことも簡単になります。
なぜこの金額が引かれているのか、納得してもらうことは、信頼関係の第一歩です。
言葉の壁があるからこそ、数字が正確であることは、何よりも雄弁なメッセージになります。
事務の時間を減らし、スタッフとのコミュニケーションに時間を使えるようになります。
また、複雑な扶養控除の書類管理も、クラウド上でデジタル化して保管ができます。
税務署から問い合わせがあったときも、すぐに出せる状態にしておくことが大切です。
こうした「守りの体制」を整えることで、経営者の方は本業に集中できるようになります。
便利で安心な仕組みを取り入れて、新しい仲間を温かく迎え入れましょう。
4.よくある質問にお答えします
Q1:アルバイトの留学生は、何時間まで働いてもらえますか?
原則として、1週間に「28時間以内」であれば、働いてもらうことが可能です。
夏休みなどの長期休暇中は、1日8時間まで、週40時間まで緩和されます。
この時間を1分でも超えると、不法就労になってしまうため、厳密な管理が必要です。
Q2:住民税は、いつから引けばいいのでしょうか?
住民税は、その年の1月1日に日本に住所がある人に対して、前年の所得にかかります。
したがって、来日したばかりのスタッフからは、すぐには引く必要がありません。
2年目から急に手取り額が減ることになるため、あらかじめ説明しておくと親切です。
Q3:マイナンバーカードは、外国人スタッフにも必要ですか?
はい、日本に住民票がある外国人の方にも、マイナンバーは必ず発行されます。
雇用契約を結ぶ際に、日本人と同じように番号を確認し、会社で管理してください。
これは、社会保険の手続きや源泉徴収票で必要になります。
Q4:もしスタッフが帰国することになったら、年金はどうなりますか?
日本で6ヶ月以上、年金保険料を払っていた場合、「脱退一時金」を受け取れます。
これは、帰国後に本人が申請することで、払ったお金の一部が戻ってくる制度です。
辞める前にこの制度を教えてあげると、スタッフの方からとても喜ばれます。
Q5:英語や中国語など、日本語以外での雇用契約書は必要ですか?
法律で義務づけられているわけではありませんが、母国語の併記を強くお勧めします。
仕事の内容やお給料のルールを、お互いに正しく理解することがトラブル防止の鍵です。
クラウドツールの中には、多言語に対応したテンプレートを備えているものもあります。
5.まとめ:新しい一歩をふみ出すために
いかがでしたでしょうか。
初めての外国人雇用には、確かに覚えるべきルールがいくつか存在します。
しかし、それらは決して、乗り越えられないほど難しいものではありません。
正しい知識を持ち、便利な道具を使うことで、誰でもスムーズに運営ができます。
大切なのは、スタッフを「安価な労働力」ではなく「大切な仲間」として迎える心です。
そのためには、まず会社側がお給料や法律のルールを、きっちり守ることが不可欠です。
誠実な対応こそが、優秀な人材が長く定着してくれる、たった一つの秘訣と言えます。
「うちは人数が少ないから、まだシステムなんて早い」と思っていませんか。
むしろ、人手が限られている今こそ、ミスを防ぐ自動化の仕組みが必要なのです。
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